2010年8月9日月曜日

帰ってきたアストロノート


駅前の通りに集まった人たちは、ひとりの男の登場を待っていた。警備員が通りに並び、バスも彼のために道をあけた。やがてブラスバンドの演奏がはじまると、バトンガールズの後につづいて、赤いクルマに乗った青い服のアストロノートが現れた。
「おかえりなさい野口聡一さん」
みんなが旗を振って迎えると、アストロノートも手を振ってそれに応えた。彼が手を振ると、微かに宇宙の風が吹いてくるような気がした。

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